お知らせ

2017/12/26

学術委員会より:外旋固定法の多施設共同研究施設の募集

日本肩関節学会 会員各位

 肩関節初回脱臼に対する外旋固定法は日本から世界に発信したオリジナリティのある治療法です。
2003年にItoiら(JSES 2003)によって報告され、現在は実際の臨床において広く用いられています。
しかし、一方で本法による治療後にも一定の頻度で再脱臼が起きることが指摘されています。
こうした背景を踏まえて、Itoiら(AJSM 2015)はMRIを用いて固定肢位の改良に関する研究に取り組み、
従来の外旋固定に外転を加えることでBankart損傷がより解剖学的に整復されることを見出しました。
そこで日本肩関節学会は外旋固定法を治療法と
して確立し、日本発の治療法として世界に広めることができればと考え、「肩関節初回前方脱臼に対する
外転外旋固定法の有用性の検討」を学会主導の臨床研究として行うこととしました。
本研究では外転30度+外旋30度での固定と従来行われている下垂+内旋での固定について、治療成績の
比較検討を行うことを目的としています。

研究は多施設共同研究で症例数は全体で280症例、参加施設は10施設程度を予定しています。
研究にご協力いただける施設を公募したいと思います。
研究の概要につきましては下記をご覧ください。
応募期間は2018年1月10日から2月10日までとさせていただきます。

応募施設が10施設を超えた場合は学術委員会の方で選定させていただきます。
なお、参加協力して頂いた施設の責任者の先生には論文化した際に共同演者として名前を入れさせていただきます。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。

***********  研 究 の 概 要  **********
対   象: 外傷性肩関節前方初回脱臼で整復後3日以内に装具装着を行うことができた症例
      (骨折合併例は除く)
対象症例数: 1施設28肩(内旋群14肩、外旋群14肩)
年   齢: 13歳以上40歳未満、性別不問。
追跡調査期間: 2年
調 査 項 目: 1)アンケート調査、2)患者立脚型評価(WOSI)、3)身体所見、4)JSS SIS
装具の費用: 内旋群、外旋群共に患者負担。ただし、外旋固定群は外転保持用の特製パッド
      (無料支給)を外旋装具に追加装着してもらいます。
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申し込み先および研究に関する問い合わせ先
申し込みおよび問い合わせはメールにて山本宣幸学術委員までお願いします。

山本宣幸
東北大学整形外科
〒980-8574 仙台市青葉区星陵町1−1
電話:022-717-7245
Email: koyomoe@med.tohoku.ac.jp


2017年12月26日
日本肩関節学会学術委員会委員長
森澤 豊


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